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いつかは試したい!OEMビジネスのメリットとデメリット

世の中にたくさんの副業がありますが、私のメインとなっている副業は実はOEM/ODMビジネスと一般的に言われる商売です。

私が副業を始めることになった経緯にもありますが、海外に住んでいた時に現地で出会った人達のポジティブな生き方や、仕事柄製造業に長く携わっていたこともあり、日本企業から依頼のあった商品を海外企業に委託し生産するという仕事を個人ではじめたのがきっかけです。

私にとっては本業である企業勤務での収入と合わせて、このOEMビジネスは(企業対企業間取引)副業として取り組んでいます。

今回はこのOEMビジネスについての紹介とそのメリットとデメリットを投稿したいと思います。

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OEMビジネスとはなにか

インターネットでもOEMやODMといったワードを検索すれば多くの記事を見ることができますが、一般的な定義は下記のように理解されています。

(オーイーエム、英: original equipment manufacturer)は、他社ブランドの製品を製造すること、またはその企業である。日本語では「相手先(委託者)ブランド名製造」、「納入先(委託者)商標による受託製造」などと訳される
 引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/OEM

もっと具体的な例で言えば、商品の商標や企画は自社で行い製造は外部の企業に依頼する場合はOEMビジネスと言われ、設計も含めて委託する場合はODMなどと言ったりしています。

身の回りにある商品をよく見てみると、Made in Japanだけでなく、中国であったりベトナムの文字を見かけると思いますが、日本企業ブランドであるものの、製造は中国となっている商品は、自社の中国工場の場合とOEMで外部企業に生産を委託しているものがあります。

自社工場でなく、なぜ外部企業に依頼するのか。それは自社工場で生産しようとした場合、新たな工場を作ったり、従業員の確保、教育など非常にコストも多く必要となるため、すでに生産設備を持っている企業に委託するケースが多くなっているのです。

OEMビジネスのメリット

ここでは、あくまで副業としてのメリットをご紹介したいと思います。

いわゆる既存の製品を安いところから仕入れ、高く売れる市場で販売する単純なビジネスモデルは非常に真似ることが簡単なため、競合他社の参入が容易となり価格競争に巻き込まれ利益を圧迫されがちな商売です。

そのため、企業は真似をされないために特許や実用新案などを取得して、自社の商品やアイディアを真似されないように多くの努力を行っています。

副業で同じように特許を取得することは中々できませんが、自分のブランドをつくって製品やパッケージにロゴを入れたり、商品そのものをより便利になるように、もしくは他社製品と差別化するために商品自体を変更することで差別化を行っています。

そうすることで、他社からの模造品を防いだり、価格競争に巻き込まれないように対策することができます。それでは遠回りになってしまいましたが、副業としてBtoBのOEMビジネスに取り組むメリットについてご紹介します。

商談単価が高いので、効率よく売上が上がる

私がBtoBの副業としてOEMビジネスに取り組んでいる理由の一つが、BtoCよりも1物件あたりの売上が大きくなりやすいという点になります。

OEMとして外部に委託する場合は、比較的生産数量を多く発注しなければ生産コストが見合わないため、数百〜数千単位の発注となることが殆どです。

副業で取り組んでいるので、できるだけ少ない時間で多くの売上と利益を得る事を目標とした場合、1商談あたりの売上が数百万〜1千万程度の金額を副業でも実現することができます。

利益率が高く、リピート化のメリット

しかもOEMビジネスの特徴として利益率が非常に高いというもの大きなポイントです。30%〜50%の利益率は当たり前のように得ることができるので、1000万の売上で500万の利益を得られるケースもあるのです。

副業としてどの程度利益を得たいかにもよりますが、1物件あたり、数十万の利益は当たり前のように得られるのがBtoBビジネスのメリットの一つです。

また製作した商品が市場でヒットしてリピート化すれば、ほとんど手をかけずに売上を上げることも可能です。

OEMビジネスのデメリット

メリットだけでは、なかなかこのビジネスを判断することは難しいですよね。もちろんデメリットも副業として取り組む上でありますのでご紹介します。

売上予測が立てにくい

副業で取り組んでいるので、顧客数の増加は努力を行っても急激に上げることが難しいのが現実です。というのも顧客との打ち合わせがどうしても必要となるケースが多く、数十社以上の取引を常に行うというは現実的に不可能です。

そのため、数少ない企業との取引=売上に自社の売上が大きく左右されてしまう事がデメリットの一つとなります。OEM製品として売れ行きが良く、年に数度発注してもらえるような顧客、製品と出会うまでは、一度発注を貰ったら1年近く注文が無いということも多々あります。

そのため、昨年は売上が上がったけれども、今年は全く注文が来ないという事もあり、将来独立起業する事を視野にいれて取り組んでいる私にとっては少ない企業では売上予測を立てづらいという点がデメリットとして感じています。

ある程度専門知識が必要

単純にOMEビジネスといっても、ロゴをつけたり、パッケージを変えたりするだけでは差別化が難しくなっている現状もあります。

アリババなどで中国の企業と直接やり取りをすでに始めている企業も多く、もちろん個人でも同様の事を行う人が出てきています。

そこでどのように差別化して行くことができるかが重要なポイントとなってきますが、世にまだ出ていない商品をだれよりも早く顧客に紹介して製品化するか、顧客のニーズに合わせて商品を作るかのいずれかが需要なポイントとなってきます。

そうしたケースとなってくると、その商品カテゴリーや顧客の参入している業界知識なども勉強しておく必要があります。顧客も全く無知な人間にOEM製品の委託をしたいと思わないですよね。

まとめ

副業として取り組む以上、時間が無い中でいかに売上と利益を大きくする事ができるかという事が一番の課題となります。

その上でBtoBのOEMビジネスは顧客さえみつける事ができれば、利益で数十万〜数百万を1商品で得ることが可能なビジネスモデルです。実際に私の経験で副業としてやりながら、1社の顧客から年間1000万以上の売上を上げることもあります。

ただ一方で顧客数が少ないと売上が安定せず、また顧客をどのように見つけ商談をまとめていけるかという難しさもあるのも事実です。

また別の記事でこの顧客を見つける方法や具体的なOEM製品の作り方、委託先の開拓方法などもご紹介していきたいと思います。

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