慌ただしい2018年もあっという間に過ぎ去った後、すでに2019年も3月にはいりましたが、2019年、良いスタートを切れていますか。
このサイトの運営者である私はどうだったかというと、一言で言えば激動と困難の年だったといっても良いかもしれません。
簡単には行かなかった2018年を乗り越え、2019年は更に良い年となれるようスタートしているところです。
そんな2018年を振り返って学んだことの一つが、タイトルにある人生の差別化です。自分や家族の人生をどう作っていくかというテーマは皆さん日々考えていることだと思います。
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商品の差別化は熱心に考えるのに、なぜ自己の差別化は疎かにしてしまうのか
ビジネスに携わっていれば必ずといっても良いほど、商品やサービスをどのように他社と差別化するのかという議論が常について回ります。
今の日本には無数の商品が溢れ、商品を陳列していても他の似たような商品に埋もれてしまい、消費者の目にすら止まることが難しい状況です。
商品パッケージやコンセプト、製品機能などで商品の差別化を行ったり、もしくは価格で他社との差別化を図る場合もあります。そういった意味で企業は製品を販売するために差別化を綿密に検討しているわけです。
一方あなた自身についてはどうでしょうか。自分を一つの商品として捉え擬似的に他の人(商品)との違いを意識して仕事や毎日を過ごしていますか。
日本の場合は文化的に個性よりも他人と同じように振る舞う事が好まれる傾向にあるように感じていますが、例えばどのように勤めている企業、業界で収入を上げるかと考える人は多くいます。企業に勤めていれば給与アップは皆が期待していることです。
とはいえ、資本主義、組織という枠組みの中で収入を上げていくには、一般的には管理職やさらにその上を目指していく必要があります。そのためには組織内競争もあると思いますし、実力や能力が求められます。もちろん同僚よりも能力を高めるというのが差別化の一つでもあります。
何もしなくても時間は経過していく現実を直視する
すでに半分諦めてしまっていて考えることすら忘れているかもしれません。もしくは、日々の忙しさに流されざるを得ない人もいると思います。
副業や兼業を始めている人や、準備をしている人の中には途中で目的を見失いかけて作業の手が止まってしまったり人もいるかも知れません。
目標を持ち、計画を立て、自らゴールに向かって進み始めた頃のモチベーションも忘れてしまいそうになることも多々あるでしょう。
私もそのような経験は無数にありますし、これからもそのような状態に陥ることは間違いなくあると思います。
しかし、どのような状況になったとしても、あきらめることは絶対に避けるべきです。当初の自ら立てた目標や計画に向かって毎日1%でも進む事がとても重要です。たとえ1%でも毎日365日進むことで一年後には大きな進歩をすることに気がつくはずです。
自分の領域を作ることは決して難しいことではない
テレワークや兼業を認める企業が増えつつあることは、我々個人にとって良いことだけではありません。
会社側視点でみれば、自社に必要なリソース、能力を自社社員にこだわる必要がなくなってくるという点です。今までは社内では自分がその仕事内容に関して一番知識もあり、能力に優れていたとしても、残念ながら世の中にもっと知識、能力がある人材は間違いなく存在します。
そんな人が兼業とはいえ、会社側がそのすぐれた人間に仕事を依頼する事が容易となったら、社員であるあなたの存在価値は急激に低下することは否めません。
この先収入を上げていくためには、所属する企業での出世だけを考えるよりも、もっと広い視点、スパンでの人生計画を立てる必要が出てきているのが現状です。つまり1社で1000万の給与を得るという考えではなく、年間300万円の給与を得られる企業と3社、4社と兼業できる道を見つける時代があたりまえになってくるのではと思っています。
そのような時代に企業からみてどのような人材が必要とされるのかを、日頃常に意識して行動する事が今後は重要になってくるでしょう。
一見全く違った分野の知識や能力を身に着け、経験、得意分野、興味をかけ合わせることで自分の領域を作っていくことで、他人と競争するのではなく求められる側にポジションを持つことが重要なポイントになってくると思います。
過去の日本では○○会社の営業部長でしたというだけで十分転職も可能でしたが、今の日本ではあなたが単に今の会社を退職してしまったら、企業のブランドがなくなった途端に見向きもされない世の中になってきているのです。
まとめ
働き方改革や人材不足、兼業解禁など様々なキーワードが毎日の様に飛び交う今の日本の中で、複数の肩書をもつ人材がますます当たり前になってきます。芸能人でも俳優、歌手、作家の顔を持つ人がいたり、Youtuberでも単なる動画作成だけなく、ミュージシャンとして曲をリリースするなどマルチな活動で他人との差別化をされている人がいます。
20歳台、30歳台の中にはサラリーマンとして働きながら、また個人として副業、兼業をしているという人も今後当たり前になってくるでしょう。
毎日24時間という時間は、優秀であれ、裕福であっても、なくても皆に平等に与えられているものです。1日1%をキーワードに目標に向かって一歩一歩進んでみませんか。
私もまだまだ自ら設定した目標に向かって日々戦っています。忙しい毎日にただ流されているだけでも時間が経過してしまいます。自らの目標に向かって共に向かって頑張っていきましょう。
それでは今回はこのあたりで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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