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自分が何者なのか、何がしたいのか自分の軸を明確にしないと時代に流される

人生設計やキャリアプランを持っていますか?

勤務先企業でどのように成長、ステップアップしていきたいと描いているのか、もしくは自分の人生をどうしていきたいのか、どんな人生を送りたいと考えていますか。

漠然と考えているとは思いますが、漠然と考えているだけでは日々時間だけが経過し、何も変わらないし、自分の願いの一部も満たせないかもしれないという話が今回のテーマです。

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自分の目標や希望を言葉にして、1分以内に書き出せますか

勤務先の部下との定例のミーティングで同じような質問を問いかけてみると、その答えは中々出てきません。

でも、よくよく聞いてみると本人に何も考えがないのではありません。漠然と、なんとなく考えや期待、希望はあるんです。

ただ、言語化しようとすると言葉がでてきません。つまり、自分の中で整理ができていないので、簡潔に答えることができていない事が殆どです。

目標地点が決まっていない、つまり方向が定まっていないのにとりあえず歩き始める事ができますか?

世の中にはとりあえず、とにかく歩きながら、走りながら決めていく人達もいます。

経験上、目標が整理されておらず、言語化できていないので行動が伴わない人が感覚的に70-80%ぐらいだと思います。

目標は結局達成できないからと自ら勝手に諦めている人がほとんど

私も過去には漠然と仕事の忙しさに負けて漠然と日々を送り、キャリアプランや人生設計などを持つことは重要だとは認識していましたが、心の中で”でも、きっと実現しない”と考えていて、言ってみれば諦めの心境があったのも事実でした。

目標なんて持っていても、結局実現できないんだから、持っていても仕方がないと考えていたのです。

最初から諦めの気持ちを持っている程度の目標は達成できるわけがありません。

そもそも、そんな程度で諦める事ができるような、あなたにとってそれほど重要なことではない事を目標にしている可能性が高いです。

これだけは絶対に実現したい、実現できるのであれば何かを犠牲にしても良いと思えるような事を自ら見出す必要があります。

本当に何がしたいのか、どうしたいのか、その答えは簡単には出ない

目標を言語化しようと、自分を見つめ直し、何がしたいのかを真剣に考え始めると、高い割合で、そもそも何者なのかという原点に遡るような自問自答を始める人も多くいます。

でも、私はそのプロセスはとても大事だと考えています。

特にサラリーマンを長くしていると、会社が決めた規則や方向性に基づき、目標が設定され、会社の決めた評価基準であなたの評価が決められる事に慣れ過ぎてしまう傾向があります。

何も考えていなくても、仕事が与えられ、給与が振り込まれる生活は非常にありがたい事ではありますが、それに甘んじていると思考停止や思考能力の低下を間違いなく起こします。

そのような状態の人に目標は何かなどと聞いても、答えられないのはある意味仕方がないとも思います。

自分を見つめ直し、本当の自分を見つける努力を諦めるな

部下から企業でのキャリアプランの相談を受けたり、アドバイスをすることはいくらでも出来ます。

時には人生相談を受けることもあります。

でも、最終的に判断して行動するのはあなた自身でしかできません、と言っています。

あなた自身を自ら深く理解していれば、様々な事象についての判断や方向性は容易に決められるようになります。

なぜなら、自分自身の理解が進むと自分の価値観を明確にする事にもなるからです。

何を選択する事が自分の目標に近くなるのかが明確になるのです。

自分の価値観に基づき判断基準も明確になるので、判断に迷う事が少なくなるのです。

まとめ

自分に与えられた、自分だけの人生をただ漠然と過ごし、何も達成感のないまま終わってしまうのではないかと少しでも不安に感じているのであれば、まずは自分を見つめ直して、何者なのか、何がしたいのかをじっくりと考えてみる事をおすすめします。

もちろん簡単には答えは出てこないかもしれません。

それでもいいんです。

考え続ける事が、答えを見つけることができる唯一の方法です。

私も常に見つめ直しては、確認しながら微調整する日々です。

今日はこの辺りで。

最後までお付き合いありがとうございました。

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