AgitLife Partner のKENです。
あなたはなにかを判断する時や決断を即座にできていますか。
我々は日々沢山の判断、決定、決断をしています。食事は何をするか、どこに出かけるのかなど無意識に決定していることもあれば、事業戦略に対する判断、もしくは転職の決断をしています。
今回はこの判断、決断の違いと、そして決断出来ない時の考え方について投稿したいと思います。
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判断と決断の違いについて
似たような意味のようにも感じますが、まずは辞書的な説明についてご紹介します。
けつ‐だん【決断】
〘名〙① 心をはっきりと決めること。きっぱりと断を下すこと。※続日本紀‐養老六年(722)七月己夘「尺牘案文、未レ経二決断一」※舞姫(1890)〈森鴎外〉「此答はいち早く決断して言ひしにあらず」 〔史記‐淮陰侯伝〕② 事の是非、善悪、正邪などを判断し裁決すること。※正法眼蔵(1231‐53)洗面「いはゆる諸法の辺際いまだ決断せず」 〔新唐書‐百官志〕出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について
はん‐だん【決断】
〘名〙① 法に基づいて判定すること。判定。断定。※宝生院文書‐永延二年(988)一一月八日・尾張国郡司百姓等解「更忘二万民之撫育一、只存二一身之利潤一、経愁如レ此之間、専無二判断之心一」② 外界やその人自身に関する物事が今どうであるのか、今後どうなるのか、どうあるべきなのか、どうすべきなのかを直感的あるいは論理的に考え、決めること。また、その決定の内容。※六物図抄(1508)「かうあるをば仏の俗服ぢゃと判断したまふぞ」 〔北斉書‐許惇伝〕③ 吉凶を見分けること。占い。「姓名判断」※武蔵野(1887)〈山田美妙〉下「其人と膝を合はせて我子の身上を判断したくなる」④ (Urteil の訳語) 哲学で、ある命題または思考内容を肯定または否定する精神作用。伝統的論理学で、主語について述語を肯定または否定するはたらき。蓋然的・実然的・必然的の区別がある。出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
これを見ると判断はどちらかという善悪や事実に基づいて行われる要素が多く、決断は意思に基づく行動ではないかなと思いますがいかがでしょうか。
企業で言えば経営判断とは言いますが、
よくある決断できない理由として、
- 経験が無い
- 参考実績が無い
- 成功するか不安
- 判断が難しい
判断・決断が出来ないことが問題ではない
多くの人が判断できず、決断ができない。でもそれが当たり前であると考えれば、ちょっと違った見方もできるのではないかと思います。
皆がやらないからこそ、競争から抜け出したり、そもそも競争をする必要がなくなると考える事もできるのです。
ビジネスにあてはめれば、他社が提供し成功しているサービスや、同じ商品の販売をしてもすぐに価格競争に陥りやすいことはだれもが予測できます。
また判断が出来ずに決断が遅れれば、その間に似たような商品やサービスが世に出てしまう事も想像が容易にできます。
一方で独自の技術やアイデアだから、もう少し温めて様子を見ようという人も出てくるでしょう。
でも、いかに優れた商品であれ、サービスでも時代遅れになってしまえば意味がなくなってしまいます。
もちろん、リスクやコストをしっかり分析した上での行動が必要ですが、万が一失敗だったとしても直ぐに問題を分析し、改善に繋げられなければ意味がありません。いわゆるPDCAをいかに早く、そして何回もそのサイクルを回していくからこそ商品やサービスがより改善されるのです。
老舗と言われる企業やお店は長い期間、それをしてきているからこそ、後続企業を寄せ付けない。もちろん早く判断をしたからこそ、失敗に繋がることもあるでしょう。しかし、早く失敗をする事で改善点に早く気がつき、そして経験値として蓄えることができるのです。
行動をしないことが一番のリスク
企業に勤めていると、新しいことにチャレンジしようとする人を見ると、必ず一定数反対する人やネガティブな情報を発信する人がいます。
私の勤務先でも新しいプロジェクトを始めようとしたとき、上司も含め多くの同僚が反対もしくは懸念を表明していました。
それでも私は強い意志を持ってある意味強引に進め、数年経過した今現在ではそのプロジェクトは継続的なものとなり毎年大きな売上と利益を会社にもたらしています。
もちろん、失敗する可能性が全く無かったわけではありませんし、私自身も表面には出しませんでしたが大きな不安を抱えながら進めていたのも事実です。
ただ、その不安はそれまでに経験したことが無いようなプロジェクトであったことが私の不安を募らせていたことで有ることも認識していましたし、プロジェクト自体を分析して不可能ではないと判断していました。
もしこのプロジェクトに対して実績がないから、経験がないからなどの理由で実行しなかったら、数億円規模でビジネスの損失をしていたと思うと行動しないリスクというのは非常に大きなものと思うのです。
それでは今日はこのあたりで。
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